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スペイン  マドリード発 「今月の写真」
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2008  10月号 テーマは 「 お茶の会 」         


自然茶

途中でお茶

ベンチでお茶

  

”ポルトガルで お茶の会”
ポルトガルでお茶の会をしました。
お茶の会をしたのは、近藤先生を中心にしたお茶を楽しむ会のメンバーで、一緒に海外でお茶会をしたのはこれで4度目です。
ちなみに今までした国はスペイン、イタリア、トルコで、どの国でも美味しいお茶は喜ばれましたが、さてポルトガルではどうかと興味がありました。
 お茶のことを英語でティー(TEA)、スペイン語ではテ(TE)でもポルトガルではシャで文字にするとCHAです。紅茶の国の英国にCHAを紹介したのは実はポルトガルで17世紀の話です。ですからお茶に馴染みのある国です。
 お茶会は抹茶ではなく煎茶、つまり美味しいお茶なくしては会になりません。 近藤先生とはかれこれ10年近くの付き合いですが、彼女の頭の中にはお茶しかありません。常に美味しいお茶を求めて日本中を駆け回っている方で、一度は高知の山奥まで一緒に探しに行きました。
 というのは、畑で栽培されるひ弱なお茶には彼女は関心がありません。自然茶を探し、それを釜で炒ってお茶を作ります。自然のお茶とは、山の中や石垣から自然に生えたお茶で、根っ子は何百年というお茶もあります。
 今回も200年くらいのものや、恐らく400年ほどたっているお茶を持っていきました。啜り(すすり)茶、冷茶、etc.
 また美味しいお茶には美味しい軟水が必要で、ミネラルウォーターにも軟水と硬水があるのでそれを使用する時も飲んでチェックが必要です。
そして入れ方、これは長年培った経験が必要です。これらが一つになり、お茶をもてなす心とともにお客様に味わってもらうわけですが、結果は・・・お分かりだと思いますが、香りを楽しみ、味わってみて、ポルトガル人の顔がにっこり。
 美味しいお茶で心が癒され、会場の全員のこころが一つになると自然と質問もでてきました。 先生はこの瞬間が大好きです。
 たかがお茶、されどお茶、先生のお茶を10年間飲んで、私自身もお茶の味にはうるさくなっているようです。人間こだわりは大事ですね。



2008  9月号 テーマは 「トマト祭 08年」  
籠に乗る人担ぐ人、そのまた・・という諺ではないが、トマト祭りには色んな人が関わる。TVの報道マン、交通整理の警官、この日ばかりとビールを売るバールや食料品店のおやじ、それにスリ。その中で立派だと思ったのは、祭りが終わった後にボランティアでトマトだらけになった参加者へ水をかけてやる人。おや、通り道でビールを売っている人もいた。
 さて肝心な祭りだが、今年の参加者は4万人で、トマトの量も120トンだとか。参加者の中には外国人の数も多い、英語、ドイツ語、イタリア語、それにロシア語も聞こえてきた、勿論日本語も。
 祭りは11時からだが、その前に投げ合っている人もかなりいる。ベランダや屋上から水をかける人もいたが、親切心からか面白半分かは訊けなかった。



2008  7月号 テーマ 「アンダルシアの白い村、モンテフリーオ」

モンテフリーオ
かつて、と言ってもそんな昔ではないが、この村に行くのは道が悪くて大変だったが、今はたいしたことはない。
何度か行ったことはあるが、いつも写真を撮って素通りだった。今回初めて泊まってみると、ライトアップされた城砦が美しいということが分かった。昼間もいいが夜はまたいい。宿泊も高級ホテルはないが快適なホテルはちゃんとある。
郊外にはドルメンと呼ばれるイベロ民族の墓が沢山残っている。要はイギリスで言えばストンヘンジみたいなものだがあんなに有名ではないどころかスペイン人で知っている人はほとんどいない。
これは宣伝をしなかった村かアンダルシア州政府の問題だろう。
ただ村はこの10年間で発展していて、今後は景観を壊さないような発展が必要だろう。




2008  5月号 テーマは 「 村祭り (Montefrio) 」         → map は、こちら
村祭り
スペインには、牛追い祭りとか春祭りという世界的に有名な祭りの他に、どこの街でも特有の祭りがあります。そんな祭りの日には街は休日になります。
今回はアンダルシアの白い村 「モンテフリーオ」のROMERIAの祭りを紹介します。
街外れの小さな教会からキリスト像が出されると、それを担いで数キロ練り歩くという、これといって面白い祭りではありません。が、これは部外者の意見であって、きっと街の人にとっては一年間待った祭りでしょう。
祭りの時には屋台が一件、仮設食堂が一件できていました。それに大鍋でパエリャを作っていました。何でも500人分のパエリャを作るそうです。
今回は祭りの写真を数枚見ていただくことにして、肝心の街の写真は次回に紹介することにします。

注)モンテフリーオ は、スペイン アンダルシア州 グラナダ県北西部にある、人口6688人の町。海抜834m。グラナダから57km。



2008  4月号 テーマ 「アーモンドの花」

花見?
日本にはお花見という習慣があります。花を楽しむのが目的か、満開の桜の木の下で酒を飲みながら騒ぐのが目的か分からないが、これはよい習慣であることは間違いないでしょう。 スペインに桜が、残念ながら桜ではありません、何と、アーモンドなのです。アーモンドにも、日本の桜のように、いくつか種類がありますが桜によく似ています。 
ただしスペインではアーモンドの木の下で酒を飲むという習慣はありません。やはり日本国民は優雅な民族だと思います。

薔薇(ばら)科の花で、地中海地方原産。
almond アーモンド は英語、 amande アマンドは フランス語、スペイン語では almendra アルメンドラ。
モモに似た花で、我々はこの種の部分を食べる。食用のスイートアーモンド(甘扁桃)と薬用のビターアーモンド(苦扁桃)の2種類がある。最近の健康ブームでマカデミアナッツと並んでアーモンドを食する人も増加。 アーモンドは特にビタミンEを多く含み、ミネラル成分も多い。



2008  1月号 テーマは 「サッカーは文化」  
クリスマスシーズンの話題は通常、宝くじ、バカンス、料理などであるが、今年はそれにサッカーのクラシコ(FC BARCELONA vs REAL MADRID)が加わった。この試合に関して土日をやめて金曜日に変えようなどと噂があったが、結局試合はクリスマス前の12月23日に行われた。
サッカーの試合には選手やコーチ以外にも色んな人が関わる。例えば、テレビや新聞雑誌のマスコミ、芝の管理者や清掃員などのスタジアムの従業員、勿論売店の販売員もいる。選手を運ぶバスの運転手や警備員、それに当日問題が起きないように配備される警官、これらも大事な仕事である。
チケット関係では、売買する人達やチケットの料金を決める人達(スペインでは試合の人気度により金額が変わる)これらが問題なく行われて初めて試合が成り立つのである。
さて肝心のクラシコであるが、バルサの本拠地CAMP NOUはヨーロッパの中でもアウェイチームが最も戦いにくいスタジアムと言われていて、観客の声援とピッチから見たスタジアムの迫力は大変なもので、それがライバルチームのREAL MADRIDであると更に激しくなりプレッシャーは生半可のものではない。練習中にはブーイングが起こり、試合開始前には応援歌に合わせて観客はバルサカラーの紙を掲げるのでスタジアムは青と赤に変わる。
試合後、バルサが勝てば選手はヒーローになるが負けた場合には敗戦の戦犯にはヤジが飛ぶ。
試合後には行きつけのBARに行って試合の話に花を咲かせて酒を飲む。また試合を見に行けない人はBARでビールを飲みながらテレビで応援する、そういう意味ではBARも試合に一役買っている。ご存知のように今年はバルサが負けた。同じ酒でもバルセローナっ子には不味かっただろう。
スペインで、サッカーは一つの大事な文化であることは間違いない。



2007 晩秋号(11月中旬)  テーマは 「栗」  (再び、ポルトガル訪問)
秋の食べ物と言えば栗もその一つ。
日本ではあまり知られてはいないがスペインとポルトガルは栗の産地です。秋になると路地に焼栗屋さんが登場します。形は日本の栗とあまり変わりはありませんが、焼くと皮が簡単に向けます。味も日本の栗より甘味があるのが特徴です。
ポルトガルでは11月11日はサン・マルティーニョという日で、この日には焼き栗と一緒に今年の若い、まだ出来上がっていないワインを飲む習慣があります。このワインはまだ苦くて美味しくはありませんが、これも縁起物だから飲む機会があっても笑顔で答えてやってくださいね。



2007 晩秋号   「タイルのある暮らし」  (今回はポルトガル特集)
ポルトガルとスペイン、同じように見えても違いはある。言葉が違うように気質も違う。例えばフラメンコとファド、同じ愛の表現でも違う。一般的に、というより私見であるが、スペイン人は傲慢でポルトガル人は温厚に見える気がする。 だがポルトガル人は中に秘めていることが多く、それが出ると大変だ。
式典の場合、スペインではいつ始まったかわからない場合があるが、ポルトガルでは形式的で挨拶も日本のように長い。
国民性はさておいて、街並みで大きく違うのはタイルである。ポルトガル人にとってタイルは生活に溶け込んでいるようで、いたるところにタイルを使用する。それらは壁、屋根、看板、キッチン、バスルームなど・・・
タイルの色は、青と白の、デルフト焼きのような彩が一般的であるが、これが何とも言えず落ち着いて見える。色彩感覚も日本人に近いのかも知れない。
 



2007 初秋号   「犬 Dog
犬、ペット、家族、人それぞれ犬に対する感情は違うだろうが、スペイン人は犬が好きだ。
かつてヨーロッパ人は森を切り開いて街を作ったが、その当時には、犬は大切な友であった。スペイン人の犬好きはそこから来ているのかもしれない。
でも、そうだとしたら、友は大型犬に限られると思うのだが・・・
マンションで犬を飼うせいか、最近は小型犬が増えているが、それでも日本に比べると大型犬が多い気がする。
街角に犬の集会場があった。集会場というのは大袈裟だろうが、一角を柵でしきり犬を遊ばせる場所である。その間飼い主達はおしゃべりをしているが、犬ではなく、飼い主達の集会場かもしれない。
見ていると、犬にも色んな性格があるようで、楽しそうにはしゃぎまわる犬、孤立している、飼い主から離れない犬と様々である。
ほとんどの犬は雑種で、シェパードに似たハスキーや、ドーベルマンのような犬、もしかして、ラブラドールかなという犬など。スペインでは、こんなオリジナル犬が多いので、見ていて楽しい。
そう言えば、最近、犬の糞を拾っている飼い主を見かけるようになった。スペイン人のモラルもすこしずつ上がってきているようだ。



2007  8月号   「無料の新聞
何年か前から、地下鉄の出口で無料の新聞を配っている。これは企業の広告費のみで運営している新聞で、一社が始めると次から次に新しい新聞が登場し、今では10種類ほどになった。勿論、売店で売られる新聞に比べると中身は薄いが、世の中の大雑把な動きはおおむねこれで分かるだろう。
 それまでは新聞に関して三種類の人間が存在したとして、A=毎日新聞を読む人、B=時々読む人、C=読まない人に分けられていたような気がするが、無料の新聞のお陰でCの人まで読むようになった。要するに無教養だったCのレベルを上げるのには貢献したわけだ。
勿論Aの人は、無料の新聞があろうとなかろうと毎朝買うが、Bは買わなくなった。すなわち、BとCの境がなくなり、現在は二つのグループに分けられた気がする。



2007  7月号  「巡礼街道」  スペイン北西部にあるサンティアゴへの巡礼の道のこと。 
9世紀は初め、キリスト12使徒の1人、聖ヤコブの墓が発見されて以来、聖地と定められて数多くの巡礼者を迎えてきた町が、サンティアゴ・デ・コンポステーラである。 ローマ、エルサレムと並んで、世界三大聖地のひとつ。
スピード時代にピレネー山脈を越えて徒歩で聖ヤコブ巡礼道を一ヶ月もかけて旅をする人がいる。それも一人や二人ではない。ゴールのサンティアゴには毎日沢山の巡礼者が到着する。もっとも彼らのほとんどが宗教目的で歩いているわけではなく、スポーツ感覚で旅をしている。

中には何度もやってくる人がいるが、道中に沢山の人と知り合い、普段忘れかけたやさしさを取り戻す。これがたまらないのかも知れない。



2007 6月号   写真click !     【テーマ:薬局】

今回はスペインの薬局をご紹介します。日本と違い、薬剤師の資格を持っていても勝手に薬局を開くことは出来ません。地方によって差はありますが、人口約2500人程度に一件と定められ、薬局開業の申請後に市が検査をすることになるが、独身者より家族のいる人が優先されるようです。地方によっても、ナバラやカタルーニャが人口割合が低く、マドリッドやアンダルシアは高くなっているようで、その所為か、バルセローナに行くと薬局の数が多い気がします。この制度では、すでに存在する薬局はライバルが現れないので経営が安泰で、逆に若い薬剤師は薬学部を卒業しても独立するチャンスがないということになります。
写真の薬局は、ビルバオ、バルセローナ、コルドバ、グラナダ、マドリッドの空港ですが、何処の都市か分かりますか?




2007 3月早春号  写真クリック

「サッカー」
サッカー、フットサルもいよいよ後半大詰めに入り優勝争いに加わるグループ、下部リーグ降格の恐れがあるグループ、それぞれ必死に戦っている。
これはプロチームのみならず少年サッカー(フットサル)も同じで、たとえアマチュアと言えども選手獲得の為には上のリーグでプレイをする必要がある。



2006 12月  写真クリック






クリスマス到来!

クリスマスの12月24日は午後になると街はゴーストタウン化します。レストランからBARまでクローズし、交通機関もストップするので旅行者にはつらい日ですがスペイン人にとっては一大イベント、特に24日は家族と一緒に過ごす夜で、恋人同士もそれぞれの家族と過ごします。
その前夜祭と言えるクリスマス宝くじも国をあげてのお祭りで、発表の日は朝からラジオやテレビで自分が買ったくじが当たったどうか真剣に見聞きします。この宝くじだけは数字の5桁すべてが当たらないと賞金はもらえませんが、その数は相当なもので、翌日の新聞3ページ分ぎっしりと数位が並びます。
ここ数年、マドリッドで大当たりはしていないのでマドリッド子は今年こそはと期待している。



2006 秋

スペインの食卓
昨日我が家の食卓にイワシが乗った。
話題は「日本ではイワシが高級魚になった」ということになった。スペインではまだ高級魚ではない。庶民の食品はまだ安い。

話はそれるが、スペイン人の食文化は良い食材をシンプルに料理するというものが多く、その所為で、ある日本人フランス料理コックの著書に「スペインには美味しい料理はない」と記載されていた。良い食材にわあわざソースをかける必要がないのと私は思うのだが。

今月のフォトではスペインの食材を紹介したい。それらは季節の魚や野菜(写真は茸)それを簡単に調理してBARで食べる。それから美味しいワイン。
スペインで食を楽しむならやはりこれではないだろうか?フランス料理?くそ食らえ!



スペイン・マドリード発信 ”今月の写真”